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◆ソ連と孤立無援の中で戦ったフィンランドの経験◆
◆ロシアの南の隣人であるイランやトルコの動向◆
◆戦争の伏線となったNATOの東方拡大◆
本書では、これらをご紹介することによって、歴史と地政学の遠近法の中にロシア・ウクライナ戦争の輪郭を描き出します。
【内容】
前書きに代えて:ウクライナの次の次
第1章 NATOとロシア
ロシアの脅威認識の源泉 / ロシア周辺諸国の脅威認識 / 安全保障のディレンマ / スプートニク・ショック / トルコの犠牲 / 冷戦終結までのNATO拡大 / ロシアの対応 / NATOの意味 / トランプ・ショック
コラム: バイデンとアイゼンハワー
第2章 フィンランドとロシア
霧のカレリア / 冬戦争 / 独ソ戦と継続戦争
コラム: ロシアのシリア政策
第3章 トルコとロシア
15世紀以降で17回の戦争 / トルコのNATO加盟と冷戦 / シリア内戦とクルド民族 / トルコの懸念 / 中立政策のルーツ / トルコの「拒否権」/ クルド問題 / 大地震に揺れるエルドアン王朝
コラム: ユダヤ人大統領のユダヤ国家批判
第4章 イラン核問題とロシア
間接交渉:会議は泊まる / 日本との縁とゆかり / "ためらう"バイデン政権 / 進むウラン濃縮 / ウクライナ / エネルギー / 2022年秋 / ドローン
コラム: ウクライナの飢餓の記憶
【仕様】
A5版、本文96ページ
【発送時期】
発送は2023年4月8日の発売日以降となります。