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《 移民たちが、難民たちが、世界をコロナ禍から救った》 なぜ日本では新型コロナウイルスに対応したワクチンの開発が遅れたのであろうか?(中略)本書は、この質問への筆者なりの答えである《本書「前書き」より》 【内容】 第1章 ファイザー/パティシエの製薬会社 二人のチャールズ / ワクチン開発の決断 / ワクチンの本当の歴史 / 第三相試験 / mRNAとは何か?/「ライトスピード作戦」/ 四つの候補 / 秘密の合言葉“イエローストーン”/ ワクチンと“シェイクスピア”/ 年表 第2章 トルコ系移民の冒険/バイオンテック バイオンテック、ビオンテック、あるいはバイオエヌテック / 世界征服者の都市から / 起業する夫婦 / オーダーメードの治療 / 人体という“製薬工場”/ 熊の縫いぐるみ / mRNAの「守護神」/「ライトスピード計画」/ 振り向いたファイザー /「特に何も」/ アイロンをかけながら / 年表 第3章 モデルナ/“系”の人々の企業 モデルナのワクチン / レバノン内戦を逃れて / 日本との接点 / マルタ系のロッシ / 化学工学者ランガー / 決断の橋を渡って / タコツボから雲へ / 資金の奔流 / 増産体制の確立 / 抗いがたい夢 / mRNAというプラットフォーム / 移民たちの物語 / 年表 第4章 難民という名の資産 グーテンベルク市の金鉱街 / バイオ安全保障 / 移民力と難民力 / 金メダルとノーベル賞 / 国境を越える人々 / なぜ国境を越えるのか / 受け入れのコスト / プラス面 / 移民とスーパーパワー / 難民の国ドイツ / 引揚者の国、日本 /「ポケモンGO」を作った日本人 / “系”の連鎖 / スティーブ・ジョブズの父親 【仕様】 B6版、本文236ページ 【発送時期】 発送は2024年4月15日の発売日以降となります。
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◆ソ連と孤立無援の中で戦ったフィンランドの経験◆ ◆ロシアの南の隣人であるイランやトルコの動向◆ ◆戦争の伏線となったNATOの東方拡大◆ 本書では、これらをご紹介することによって、歴史と地政学の遠近法の中にロシア・ウクライナ戦争の輪郭を描き出します。 【内容】 前書きに代えて:ウクライナの次の次 第1章 NATOとロシア ロシアの脅威認識の源泉 / ロシア周辺諸国の脅威認識 / 安全保障のディレンマ / スプートニク・ショック / トルコの犠牲 / 冷戦終結までのNATO拡大 / ロシアの対応 / NATOの意味 / トランプ・ショック コラム: バイデンとアイゼンハワー 第2章 フィンランドとロシア 霧のカレリア / 冬戦争 / 独ソ戦と継続戦争 コラム: ロシアのシリア政策 第3章 トルコとロシア 15世紀以降で17回の戦争 / トルコのNATO加盟と冷戦 / シリア内戦とクルド民族 / トルコの懸念 / 中立政策のルーツ / トルコの「拒否権」/ クルド問題 / 大地震に揺れるエルドアン王朝 コラム: ユダヤ人大統領のユダヤ国家批判 第4章 イラン核問題とロシア 間接交渉:会議は泊まる / 日本との縁とゆかり / "ためらう"バイデン政権 / 進むウラン濃縮 / ウクライナ / エネルギー / 2022年秋 / ドローン コラム: ウクライナの飢餓の記憶 【仕様】 A5版、本文96ページ 【発送時期】 発送は2023年4月8日の発売日以降となります。
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圧倒的兵力によるロシア軍の攻勢を、ウクライナは押しとどめています。そして、それは実に8カ月を超えて継続されています。その背景にはどのような先端技術の攻防があるのでしょうか。まず冒頭で、両国のスパイ活動における攻防をご紹介します。そして、無人航空機(軍用ドローン)の利用やサイバー紛争の状況とその分析をレポートします。 【記事】 「ウクライナ全面侵攻水面下の諜報・防諜戦 ― ロシア・ ウクライナそれぞれの失敗と教訓 ―」保坂三四郎 「ロシア・ウクライナ戦争とトルコのドローンディプロ マシー」牧田 純平 「ウクライナの空を舞うトルコ製のドローン」 高橋 和夫 「ウクライナを巡る米国・ロシア間サイバー紛争の現状」 小沢 知裕 「ロシア系ハクティビストとサイバー犯罪インテリジェン スビジネス ― KILLNETとインテル471、EclecticIQを 例に ―」宮田 きおあき 【仕様】 A5版、本文92ページ 【発送時期】 発送は2022年10月25日の発売日以降となります。
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新型コロナウイルスに人類は全く新しい技術で対抗しています。この新技術の背景には数々の移民たちの活躍があります。パンデミックと戦う移民パワーをモデルナ創業者アフェヤーンを中心に描きます。また、新型コロナウイルスは情報空間に様々な情報の氾濫(インフォデミック)を起こしています。このパンデミックを利用した国家や民間のディスインフォメーションの現状をご報告します。 【記事】 「モデルナ / 移民の物語」高橋和夫 「近年のディスインフォメーション動向と最新事例 ― COVID-19をめぐる中露の新たなナラティブ―」 長迫智子 「コロナ禍のディスインフォメーション ―ロシアの活動と求められる民間の対策 ―」小沢知裕 --------------------------------------------- 「生活インフラに及ぶ無人航空機の脅威」牧田純平 【仕様】 A5版、本文92ページ 【発送時期】 発送は3月31日の発売日以降となります。
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2020年夏、ナゴルノ・カラバフに発生した戦争はアゼルバイジャン軍の電撃的な勝利に終わりました。この戦争―ナゴルノ・カラバフ紛争の背景に交錯する国家間の思惑はいかなるものなのか、網羅的に解説します。 また、この紛争ではトルコ製の武装ドローンが勇名を馳せました。2010年代に始まった武装ドローン大普及時代を概観し、トルコが先頭に立って切り拓きつつあるこの新しいドローン戦争時代を描きます。 【記事】 「流通する無人攻撃機 ― 爆発的普及とナゴルノ・カラバフの衝撃」小沢知裕 「ナゴルノ・カラバフ紛争の国際政治」高橋和夫 「青き祖国を覆うドローンの影 ―トルコ海軍によるドローン運用の転換点―」牧田純平 --------------------------------------------- 「ロシアゲートに学ぶ中国のサイバー作戦」小沢知裕 【仕様】 A5版、本文112ページ 【発送時期】 発送は5月31日の発売日以降となります。
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トランプ大統領を誕生させた4年前の選挙では、ロシアによる干渉に注目が集まり「ロシア疑惑」と呼ばれました。ロシアは今年も再びアメリカ大統領選に干渉するのでしょうか。また、パンデミックの黒幕としてビル・ゲイツやCIAを疑う説がささやかれています。これら陰謀論の裏に、国家による偽情報作戦が見え隠れしています。 そして、アメリカと対立するイランでは、奇妙な爆発が続いています。一連の爆発事件とアメリカの大統領選の間にはどのような関係があるのでしょうか。仔細に見ていくと、そこには、中東全体の安定を飲み込んでしまいかねない巨大な政治の流れが浮かび上がってきます。 【内容】 「米大統領選挙とイランで続く爆発」 高橋和夫 「パンデミックと偽情報の国際政治 ― ロシアとアメリカに見るその現在 ―」 小沢知裕 “Are nuclear non-proliferation talks a fool’s errand? : A North Korean case study: The mighty shopkeeper, reclusive warrior, and dogmatic industrialist” KAWAI, Daisuke 【サイズ】 A5版:本文88ページ 【発送時期】 発送は9月30日の発売日以降となります。
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当研究所の機関誌創刊号です。当面は不定期刊として運用させていただこうと考えております。2019年5月にサウジアラビア国営企業サウジアラムコ社の石油施設をドローン(無人航空機)と巡航ミサイルが襲い、世界経済に衝撃を与えました。謎の多いこの攻撃を集中的に分析いたしております。 【内容】 「イエメン・フーシ派によるドローン攻撃とその運用について」牧田純平 「世界を揺るがすフーシ派のドローン攻撃」牧田純平 「使用兵器から見るサウジアラムコ空爆」小沢知裕 「補論:徘徊型兵器ハーピーとはなにか」小沢知裕 「ポスト9.14のフーシ派と中東情勢」牧田純平 付表(2018年4月から2019年12月の間のフーシ派ドローンによる攻撃事案) 【サイズ】 A5版:本文92ページ
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ご好評につき、2019年12月12日開催の第2回シンポジウムで配布しました小冊子を販売いたします。冊数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。 【内容】 高橋和夫寄稿記事「イラン/成功の代償」(全16頁) 米国・イラン・イスラエル関連年表(小沢知裕作成)(全14頁) 【サイズ】A5版
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